
写真は横田基地第5ゲート前で抗議の声を上げるデモ隊。多摩地区の市民を中心に700人の市民がデモ行進をしました。
横田基地は在日アメリカ軍司令部および在日アメリカ空軍司令部が置かれ、立川市、昭島市、福生市、羽村市、武蔵村山市、瑞穂町の5市1町にまたがり、外周16kmもある巨大基地で沖縄県を除けば日本最大の米軍基地です。
横田地域は東京の沖縄ともいわれ、米軍機の爆音に住民は苦しめられ、米兵による犯罪に市民が幾度となく襲われています。
「横田空域」と呼ばれる1都8県(東京都、栃木県、群馬県、埼玉県、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県)に及ぶ広大な空域を横田基地が今なお支配し、民間機が自由に飛ぶことができず、日本の主権を侵害しています。
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2017年後半から計10機のCV22オスプレイが横田基地に配備されようとしています。運用部隊の「特殊作戦航空群司令部」も設置されます。すでに沖縄の普天間に配備されたMV22オスプレイの主要な任務は兵員と物資の輸送ですが、特殊作戦のために使用するCV22は、より過酷な条件下で運用されます。
そのための低空飛行訓練や夜間飛行訓練など、より危険な訓練が住宅密集地の横田基地周辺でも実施されます。2015年に再改定された「日米ガイドライン」により横田基地は実質的な「日米統合作戦司令部」となりました。横田基地は急速に危険度を増しています。
■午前の部 沖縄 映像と講演
○ドキュメンタリー「なぜペンをとるのか」(毎日放送)
○講演 「沖縄の現状報告」 琉球新報 東京支社 報道部長 新垣 毅氏
*平行してマイクロバスによる横田基地めぐり。
■午後の部
講演 横田基地の危険な変容とCV22オスプレイ配備
○沖縄伝統芸能 エイサー上演 調布狛江エイサーの会
○講演 「危険度を増す横田基地の現状」 講師 小柴 康男
○市民からの発言「オスプレイの配備・・・私たちは黙っていられない」
○運動の展望と決意「CV22オスプレイの横田基地配備阻止の闘い」 提案 胥田 一忠
●デモ行進 福生市民会館⇒横田基地第5ゲート⇒第2ゲート⇒福生駅⇒福生東公園
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