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2013年6月10日 (月)

*仏オランド大統領来日・日仏首脳会談抗議!反戦・反原発6.7アクション

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日仏首脳会談抗議、院内集会には80人、官邸前抗議には180人が参加しました。

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      フランス原発メーカーの日本戦略
                       2013/6/7 たんぽぽ舎 山崎久隆

                       *図版はコピーできませんでした。

東日本太平洋沖地震により、福島第一原発が破壊されたあと、最も危機感を抱いたのは原子力産業であった。ドイツの原発からの撤退や日本での新増設へのブレーキ、米国でも「原子力ルネッサンスの終焉」(とは言っても、始まっても居なかったが)など、世界の原子
力建設ラッシュは幻となった。
既に世界の原発は約430 基をピークに、その後は中国、ロシアなどの一部を除くと建設
計画も停滞し、新たに原発を導入する国も現れなかった。
図は原子力産業の再編である。この他にも韓国とカナダがあるが、さらに規模が小さい。
原子力産業においては、既にPWRとBWRも提携をしている。一番上に書かれている
のが問題のアレバ社であり、三菱重工と提携関係にある。
図には書かれていないが、アレバの前身のフラマトムはフランス原子力庁が主導する原
発推進政策においては原子炉プラントを担い、コジェマが核燃料を開発していた。フラン
ス電力の発注がなくなった1980 年代以降は、原子力産業の再編合理化を行ってきたがそ
の後も国内需要がないので、核燃料サイクル施設の海外展開(六ヶ所再処理工場)やMO
X燃料製造などを行ってきた。そのMOX燃料は現在太平洋を日本に向かっている。高浜
原発用の燃料である。
輸送沿岸諸国の反対と懸念をも押し切って、強引に運ぶMOXはしかし、高浜原発に6
月下旬についたとしても使うあてなどもちろんない。そもそも高浜原発が再稼働するかど
うかさえ、現段階では誰にも断言できない。それなのに極めて危険なMOXの輸送を強行

した背景には、これ以上燃料を保管管理することをフランスが嫌い、輸送を強く要求した
からだと言われている。これはしかし、使う宛てのないプルトニウムを日本に運ぶという、
国際的約束事からも本来認められない行為である。
過去の再処理委託により分離されたプルトニウムは、英仏に約35 トンある。
これを全量MOX 燃料に加工して輸送する。これらを請け負っているのがアレバである。

*********

2007 年にアレバ社と三菱重工が提携して作った会社「アトメア(ATMEA)」。この会社
は110 万kw 第三世代加圧水型軽水炉「アトメア1」を開発し、世界展開をするために設
立された。新型原発の「セールスポイント」は、約37 %と、従来よりも高い熱効率(と
は言っても最新鋭のコジェネは80%である)、圧力容器直下に付けられた「コアキャッ
チャー」で、福島第一のような炉心溶融で圧力容器も突破されても受け止める装置がある
こと、フルMOX 燃料を使うことも出来る設計であること、110 万kw としては始めて3
ループタイプと、一つループが少なく、その分コストが安いこと、格納容器がプレストレ
ストコンクリート製で航空機の衝突を想定した強度設計となっていること、運転中にも格納容器内に立ち入ることが出来ることで運転中にも検査等が可能な設計となっているという。この原発を売り込んださきがトルコとヨルダンである。
「日本が原発を受注」というニュースが流れたが、それはアトメアの原発だった。すなわちアレバと三菱の原発を売り込んでいたわけである。

シェルブール港で積み込まれる高浜3 号用MOX燃料トルコの原発建設予定地は黒海に面したシノップ。しかしここが原発を誘致した経緯はない。今回の原発建設計画はトルコ政府が地元と何の相談もなく一方的に決めたことである。
地元は原発反対の声が強い。チェルノブイリ原発から1100 キロほどで、事故以降住民の
あいだでがんや白血病で死亡する人が増えたという。そのため、多くの人々は原発計画に
対して強い反発を持っている。
現在のエルドアン政権は、高い経済成長を背景に、3 期連続で選挙で圧勝してきたが、
もともとイスラム国家でも最も世俗的なトルコで、イスラム主義的な制度の変更を行って
いることも民衆の反発を招いている。イスタンブールでは10 万人規模のデモが発生し、
大きなうねりとなって反政府デモに発展しつつあるが、これを力で弾圧し、死者3 名、負
傷者4000 名を超える事態になっている。
原発計画についても、地元の意向を無視して強引に進めれば、インドのクダンクラム原発と同様に、反対の声を力で押さえ込む事態が発生する。
建設予定地のシノップでは2009 年に原発反対を公約してバキ・エルギュル市長が当選した。シノップは小さな町で、自然に恵まれ漁業で生活をする人が多い。
いっぽう、これといった大きな産業はなく、若者の多くは都会に出るという。日本の原発
立地点と共通する点は多い。トルコでもそういう町が原発建設の候補地として白羽の矢が
立てられる。
それに対して日本が原発を輸出することは、日本国内で起こしている電力消費地と原発
立地点との「被曝と核のゴミを押しつける構造」をも輸出することになる。
そしてトルコも地震国だ。大規模な地震がしょっちゅう起きる国で原発を作ることの危
険性を身を以て体験したはずの国が、何故同じような過ちを繰り返そうとしているのか。
日本が原発を輸出すること自体が、核兵器の被害を身を以て知り、さらに福島原発震災の
悲惨さを知った国のするべきことではない。倫理的にもしてはならないことである。日本
に対する信頼感は失われる一方であろう。
トルコ、ヨルダンなどへの原発輸出は、日本とフランスの合弁企業が行っているが、実
際に売り込もうとしている原発は日本製ではなく、アトメアという新世代原発である。こ
こにも、日本の出資を得て生き残ろうとするしたたかなフランスの戦略が見える。
アレバ社がアジアに売り込もうとしているもう一つのプラントは再処理工場だ。これは
日本の六ヶ所再処理工場の売り込みに成功したアレバが、中国に同規模のものを売り込も
うとしている。中国は現在、商業規模の再処理工場を持っていない。アレバ社はそこに目
を付けている。おそらく韓国にも同様の売り込みを行っている。六ヶ所再処理工場の災害
だけでもアジアに巨大なリスクをもたらすというのに、さらにいくつもの再処理工場が作
られれば、大変な災害リスクを負うことになる。

***********

フランスは核武装国である。核拡散防止の観点からも核関連企業の技術や製品輸出は極め
て問題がある。実際にフランスが輸出をして核武装に直接、間接的な支援をした疑いのあ
るイスラエルなどの例がある。
フランスの核兵器は、防衛が主たる目的であるとされる。4隻の潜水艦に積む潜水艦発
射弾道弾ミサイルに搭載された小形の水爆が主体で、350 発程度を保有しているとされて
いる。4ないし6発の弾頭が一つのミサイルに搭載され、爆発威力は100 kt、この水
爆開発のために1996年にムルロワ環礁で最後の地下核実験が行われている。
小形水爆の起爆剤には高純度プルトニウム239が使用されている。このプルトニウム
は高速炉でしか作ることが出来ない。フランスはラプソディという実験炉とフェニックス
という原型炉でウラン238を照射し、プルトニウム239を作った。これと同様の装置
は日本では「常陽」と「もんじゅ」である。
もし日本が核武装をするとしたら、おそらくフランスのような核戦略のもとで行うと考
えられる。それには高速炉からの高純度プルトニウム239と、専用再処理施設の建設が
必要だが、三菱重工は既に高速炉用再処理施設「RETF」を東海村に建設中である。「も
んじゅ」が動いていないので、再処理工程に必要な遠心分離装置やプルトニウム精製装置などは取り付けられていないが、その設計図はあるので、何時でも製造可能とされている。
これが作られるようになれば、技術的には核弾頭の製造が可能になってしまう。
そのための技術を持つフランスと日本が、核戦略においても提携をするなどということ
になると、極めて危険な状況になる。
既に世界中で原子力の退潮傾向が顕著になりつつある時、核兵器開発の場面でも日本が
米国だけではなくフランスとも提携をするようなことになるならば、アジアの平和と安全
に極めて暗い影を落とすことになるだろう。

*****************************

★「アレバ社のセールスポイント『コアキャッチャー』で絶対安全と言えるのか」 ~「原発輸出推進会談」にNON!フランスはマリから撤退しろ―仏オランド大統領来日・日仏首脳会談抗議!反戦・反原発6.7アクションhttp://iwj.co.jp/wj/open/archives/83648 … 

★官邸前抗議行動

http://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/13821322

★シェルブールでの高浜原発向けMOX搬出阻止行動の

様子が分かるNPAのメンバーが作ったビデオhttp://youtu.be/9KX9wpWFm5U

★東電前アクション・ブログ

http://antitepco.ldblog.jp/archives/28172530.html#more

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