フォト

注目!

  • ★「3.11からの悪夢」   -奈良原樹里-
    6月5日アップ. ぜひ、ご一読ください! http://sayonaragenpatsu.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/311-ae2e.html ★★★ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  • ♦ドイツ-メルケル首相はなぜ「原発推進」から「脱原発」へ?
    http://www.youtube.com/watch?v=YvZOA1NizEg 「メルケル首相"脱原発"の裏側」 TBS報道特集2012/03/24
無料ブログはココログ

« 10.5 ふくしま集団疎開裁判・財務省上抗議行動/子供たちを直ちに避難させろ! | トップページ | *ご案内ー古居みずえ写真展とお話会/福島とパレスチナの女たちに思いをよせて »

2012年10月 9日 (火)

*拡散希望ー10月6日、7日 柏崎刈羽原発に行きました。/犯罪企業・東電、政府、規制庁の謀略を含む再稼働の策動を叩き潰そう!

 10月6・7日、東電柏崎刈羽原発の再稼働阻止のために現地視察をする、たんぽぽ舎の企画に参加しました。

 東京電力は来年から柏崎刈羽原発を動かしたい、もし動かせない時はもう一度値上げすると信じられない程ずうずうしいことを言っています。犯罪企業・東電、政府、規制庁は謀略を含む再稼働策動を進め、来年は再稼働の嵐が来ます。

 今回の視察は世界最大規模と言われる柏崎刈羽原発の立地地元に行き、40年以上にわたって反対運動を続けている地元のみなさんと交流しつつ、また原子力発電所を見学し、再稼働阻止のための知恵を出し合おうというものでした。 

 6日朝8時30分、約40人で新宿からバスにて出発、現地で車にて参加するご夫婦もいらっしゃいました。都心を出るのに少し渋滞しましたが1時40分過ぎに刈羽村に着きました。

 バスの中ではゆっくりと眠りたいと思いましたが、柏崎刈羽原発について何も知らないのでいただいた沢山の資料を見ながら、また恒例の参加者自己紹介も聞きながらなんとか頑張っていました。

位置図

Photo_5

L03b0109

① ラピカ 

 写真は刈羽村の生涯学習センター「ラピカ」です。補助金により莫大な費用をかけて作られたいわゆる「ハコモノ」です。バスの中でNHKの「原子力マネー」という特集を少し見ましたが補助金により作られたハコモノの莫大な維持管理費が負担になり財政が破たんしている自治体が多いとのことです。刈羽村は人口が少ないところに柏崎市と同程度の補助金が出ているため、まだ潤っているとのことでしたが、柏崎市はかなり苦しいそうです。

L03b0102

マイクを持っているのは、刈羽村村議会議員の近藤さんです。

今回地元のすばらしい方々に出会うことができましたが、この近藤容人さん(ようにんさん)もとてもユニークな方でした。バスの中で地元出身の菅井(国学院大教授)さんが近藤さんのことを「魚の引き売りをしながら、議員もやっている」と話していらしたのでイメージとしてリヤカーを引いているのかと思っていましたが、トラックでした。確かに地方では車でないと動くのは難しいので考えてみれば当然ですが。

L03b0101_2  L03b0100

近藤議員のトラックと貼られていたポスター、かわいいイラストはご自分で描かれたそうです。

たしかに近藤議員に似ています。

ようにんさん(親しみをこめて)は魚などを売りながら地元の人たちとお話をして親しまれているようで、通常想像すると村八分にでもなりそうな原発立地での反対派という感じとは違うようでした。一緒にバスに乗り込んでいろいろお話しながら案内をしてくださいました。

村議会で「(もし)原発事故で死亡された方は、どうするのか?」との質問に村長が「置いて逃げます」とか、「最悪の原発事故で、刈羽村民の生命と財産を守る自信はあるか?」と質問したら、村長が「ございません。」と答えたなど笑い話のようなお話を聞きました。

L03b0106

畑の中から原発が見えるところに来ました。灰色の雲の下あたりです。

L03b0120

②観音岬から

 観音岬から柏崎刈羽原子力発電所を見ています。

 ここもなぜか灰色の雲の下あたりです。

 原子力の行く末に暗雲がさしているということでしょう。

 手前は椎谷(しいや)の集落です。ここは5年前の中越沖地震でめちゃめちゃにやられ、

殆どが新しく立てた家とのことです。中越沖地震は2007年7月16日に起きたマグニチュード6.8の地震です。柏崎市と刈羽村で大きな被害がでて柏崎刈羽地震と呼ぶべきところを中越沖地震なんて「どこのこと?」というような名前にしたのは原発をイメージさせたくないからでしょう。その3年前にも40キロと離れていない内陸部の長岡市で中越地震が起きています。中越沖地震は死者15名、全壊1089世帯、被害は4万世帯とのことです。この地震はそれほど大きなものではなく、この規模の地震は日本では1年に1・2回は起きているとのことで、大きな被害が出たのは地盤がいかに軟弱であるかの証明であるとのことでした。

L03b0121

③大湊の集落です、原子炉から1キロと離れていません。

左側の電信柱の左にあるのが5号機の排気塔だと思われます。

白と赤の塔は避雷塔です。

下は④南側の荒浜の海岸から発電所を見ています。

L03b0131

こちらも原子炉建屋がすぐ近くです。砂浜が続いています。

計画が持ち上がって反対する人が「とうふの上に建てるようなもの」と

言ったそうですが、実感できる場所です。

L03b0133

⑤ぴあパーク とうりんぼ

 発電所すぐ近くに建てられ、10月1日にオープンしたばかりです。宿泊施設やサッカー場(2面)園芸サポートセンターなど複合施設です。あまりに建設費が高いので、「金の畳でもひいてあるんじゃないか?」と言われたそうです。とにかく、いろんな業者が金を使わせて儲けようとさまざまな提案を刈羽村にしてくるとのことでした。

このあと、本日の宿、石地海水浴場にある⑥「佐渡見」に向かいました。

「佐渡見」は読んで字の如く「佐渡」を見る宿でした。あいにくの天気でしたが、なんとか佐渡の島影は見えました。

 とにかく、こちらのご主人は気風のいい方とのことで、夕食は海の幸満載のおいしい料理が沢山でびっくり、満腹になりました。

L03b0139

食事のあと背広に着かえたようにんさんと、柏崎市会議員の矢部忠夫さん、高橋新一さん、そして皆さんの高校時代の恩師、佐藤保夫さんが参加されて交流会がもたれました。

写真はたんぽぽ舎の柳田さんが、前日の金曜日に官邸前抗議参加者に「柏崎刈羽原発に再稼働阻止のために行くので皆さんにメッセージを書いてほしい」と要望して書いていただいたものだと説明しています。沢山の人が快く書いてくれたそうです。

L03b0140

大きな横断幕は地元で原発反対の運動をされている方へのプレゼントとしてたんぽぽ舎で作成して持ってきたものです。

L03b0141

柏崎市会議員の矢部さん。福島原発の事故以来、福島からの避難者が新潟に3000人来られた。原発はふるさとを奪う、もう原発に未来はない、また柏崎刈羽のように全国の原発立地で永年反対運動をやってきているところは少ない、と胸をはっての力強いお話でした。

L03b0142

佐藤保夫さん。柏崎高校の先生として皆さんの精神的支柱となっておられる。

今回、私は佐藤さんに最も感動しました。やさしい物言いですが、譲れないところはきっちりと言う、しかもそれが敵対というわけでない、本当に尊敬すべき稀有な方だと思いました。

バスの中で菅井さんが1974年発行の「高教組」原発反対特集号1 という機関紙を配ってくださいました。その中で佐藤先生は地盤問題などを科学的に分析しながら

このように行政の怠慢と東電の科学無視の態度は随所にみられる。このような態度で原発が建設され、運転されるなら、当然大事故に結びつき結果的には新潟県ばかりでなく、日本中の放射能汚染という事態を招くことになる。公害列島日本になったように深刻な「放射能汚染列島」になるのではないだろうか。

 わたくしたち高教組が県民と共に真剣に反対に立ち上がることが国民としての責務であると信じている。」と書いておられました。

 まさに福島第一原発のような事故を防ごうと永年戦い続けていた皆さんの運動と気概に敬意を表します。

なお、プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワークさんのホームページでこの原発反対特集号1(ガリ版刷りです)などの当時からの沢山の資料が見られます。 

http://www.kisnet.or.jp/net/jishin/index.htm

L03b0144

「ふるさとは原発を許さない」の横断幕を高橋新一議員に贈呈しているところです。

高橋さんは「しんちゃん」と呼ばれ、最近は原発反対でなかった人から「俺はいまさら言えないが、お前たちはずっと言ってきたんだから、どんどん反対の声をあげろ」と言われたなどのお話をされました。

東京からの参加者の質問などもあり、予定時間を超えて10時ころまで交流会が続きました。その中で来年バス3台くらいで福島の方も参加してもらって再稼働阻止の行動をこちらでやりましょう、という提案がなされました。

(1日目終わり)

 2日目の朝は日本海に浮かぶ大きな虹を見ることができました。残った漬物やご飯を頂いてもいいとのことでパックに詰めて、宿の皆さんのまごころに見送られ出発しました。

L03b0150

⑦真殿坂断層を見る

 まず、真殿坂(まどがさか)断層という原発立地内まで届いている断層を見学しました。ここは地盤が弱く、どんどん沈んでいくので道路は撓んだようにへこんでいました。

L03b0155

⑧川もないのにかけられた橋(勝田)

 また他の畑の場所では何度盛り土をしても沈下するので川でもないのに橋を架けてありました。この湿地の続いている先に原発からの送電線がつながっていました。東電は当初、真殿坂断層は原発敷地のところで止まっていると都合の良いことを言っていたそうです。

 その後、原発前にある⑨原子力発電所サービスホールに行きました。この施設ではこどもから原子力賛成にとりこもうと子供向けの物作りや遊び場など、どこの原発でもやっているようなことをやっていて、数人の親子連れが参加していました。

L03b0167

 驚くことに「原子力発電は地球温暖化から地球環境を守っています」とか「原子力発電は、酸性雨のもととなるガスを発生しないクリーンなエネルギーです。」などいまだに平然とそのパネルを出していました。置いてあった子供向けパンフレットにはまやかしばかりが書いてありましたが、裏表紙には「もっと原子力を知りたくなったら以下の施設に行こう」と書いてあり、福島第一や第二のPR館を紹介してあるのです。本当に東京電力とは恐れ入った会社です。

抗議の電話をしましょう。

東電 03-6373-1111(代表)立地地域部、広報グループ

柏崎・刈羽発電所・サービスホール 0120-34-4053

L03b0160

検査データの改ざんに係る追加報告徴収についての報告というファイルがありました。

こういうものが堂々と置かれています。データ改ざんだけでファイルする程沢山あるのです。

 

L03b0163

左から1・2・3・4号機、丘をはさんで、7・6・5号機の模型

 最上階には発電所の模型が展示してありました。1・2・3・4号機と5・6・7号機の間には丘がありますが、そこは当初なるべく民家から離れたところに建設するため原子炉建屋の予定地でしたが、あまりにも地盤が脆弱なため、そこを避けて建設したようです。

L03b0166

 一号機の西側に免震重要棟(一番左の手前の白い建物)がありますが、中越沖地震の時にはドアが壊れて入ることができず、路面にボードを出してきてそこが急の指令所になったそうです。地震により道路は波うち、配管はずれ、使用済み燃料プールから水が漏れるなど、「とうふの上にたった」原発は大きな被害をだし、7機全部が止まりましたが、あろうことか東電は危険な原発をまた稼働させました。しかし、損傷の激しい2・3・4号機は当時から止まったままです。

 このことはたんぽぽ舎発行の「新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発の損壊」(20082月刊)に写真入りで詳しく載っています。

Photo_2

写真上から
■写真1:波打つ地面、ダクトのずれ

■写真2:火災のあった変圧器

■写真3:ダクトのずれ。地面・支持台が不等沈下


Photo_3

 帰りのバスでは感想や今後の運動への提案などを話しながら夕方6時30分頃には新宿に到着しました。

 今回、現地へ行ってみて強く思ったのは東電や行政が柏崎刈羽原発の地震による被害から真剣に学んで国民の命を大切にしていれば福島原発の事故は起きなかったのにということでした

★★★★

« 10.5 ふくしま集団疎開裁判・財務省上抗議行動/子供たちを直ちに避難させろ! | トップページ | *ご案内ー古居みずえ写真展とお話会/福島とパレスチナの女たちに思いをよせて »

反原発」カテゴリの記事

コメント

初めてコメントさせていただきます。
芝浦工大全学闘”もうひとつ全共闘」ブログ管理人・大川正です。
http://blog.livedoor.jp/shibakodai_zengakuto/
実は、お願いがありコメントさせて頂きました。
本記事の10月6・7日、東電柏崎刈羽原発の再稼働阻止のために現地視察にたんぽぽ社の皆さんと芝工大全学闘のオジサン達がご一緒させて頂きました。
が、みなさん、柏崎・刈羽の皆さんとの交流に夢中で、写真を一枚も撮って来ないという始末でした。
しかし、この柏崎・刈羽現地交流会の報告記事が送られてきました。
そこで、申し訳ありませんが貴ブログから写真を何枚か転載させて頂けませんでしょうか?
勿論、貴ブログ名、貴ブログ記事のキャプションとリンクをさせていただきます。
ご許可いただけると幸いです。

お知らせ ありがとうございます。
柏崎刈羽では皆さんのパワーに力づけられました。
ぜひお使いください。拡散していただければ、うれしいです。
ありがとうございます。

お許し頂きありがとうございます。
当方のブログ記事アップ準備が整いましたなら、その記事をトラックバックさせていただきますので。
まずは、感謝申し上げます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1587348/47366216

この記事へのトラックバック一覧です: *拡散希望ー10月6日、7日 柏崎刈羽原発に行きました。/犯罪企業・東電、政府、規制庁の謀略を含む再稼働の策動を叩き潰そう!:

» 柏崎刈羽原発現地視察・交流ツアー報告 by 全学闘太郎 [もうひとつの全共闘・芝浦工業大学全学闘Blog]
 10月6日、私たち40人は柏崎刈羽原発の現状把握と、現在地元での戦いを行っている柏崎市議、刈羽村村議等との交流会を目的に1泊2日の行程で新宿を出発した。 参加者は、 ... [続きを読む]

« 10.5 ふくしま集団疎開裁判・財務省上抗議行動/子供たちを直ちに避難させろ! | トップページ | *ご案内ー古居みずえ写真展とお話会/福島とパレスチナの女たちに思いをよせて »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

最近の記事

最近のコメント

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30