本日5月17日のモーニングバードでも関西電力の電力不足計算がコロコロ変わり、
5月15日には5%だと言っていることについて等の特集がありました。
この中で、元経産省官僚の古賀氏が
今の関電・政府のシナリオは第2のシナリオで、さらに第3のシナリオは
「故意に火力発電所の事故を収束しないなどして「停電テロ」を行い、
「もうたまらん、原発を再稼働してくれ」と中小企業などに言わせる。
ということを懸念している」と話していました。
記者も、元経産省にいた人が言っていることからしても、やりかねないという
ことでしょう。と警告していました。
本日の動画を探しましたが、まだのようです。昨日のモーニングバードを
見つけました。モーニングバードよくやってくれています。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1882.html
上記は
というブログですが、資料になる動画が沢山あり、書き出しもやってくれています。
転記は自由にどうぞということですので、お借りしました。
ココログは動画を直接貼れないようなのでいつも写真にとって貼り付けていて
ちょっと面倒なのです。でも広告が少ないのでココログにしてます。
動画を見たい方は上記のアドレスをクリックしてください。
赤江:
さて続いてですが、これまで関西電力は14.9パーセントの電力が不足すると言っていました。
ところが昨日足りない電力はこちら、5%だと発表したんです。
羽鳥:
うーん・・急に下げましたね。
ーーー5%になった理由についてVTRーーー
昨夜の報道ステーションとほぼ同じなので略ーーこちらを参照して下さい↓
関電が突然表明・・・ 電力不足「新試算」を検証5/15報道ステーション(内容書き出し)
ーーーー
羽鳥:
松木さん、率直にどうですか?
14.9%が5%になるというのは、この数字の変化のオドロキっていうのはどうですか?
松木安太郎:
これだけ専門家がきちっと計算して、こんなに差が出るのか!っていう数字ですよね、コレ。
赤江:
そうですよね~。ちょっと大きく変わりましたよね。
改めてこちらをご覧いただきますが、
この関西電力が今年の夏に不足しているだろうとしている試算の経緯ですけれども、
今年の4月23日の時点では16.3%関西電力管内では足りませんよという事でしたね。
これは全国的に非常に頭出した数字で驚いたんですけれども、
それが5月に入りまして、おい原発を再稼働しても、やっぱりもうちょっと見積もっても
14.9%と、足りないんですと言うような発表でした。
羽鳥:再稼働してもですよね
赤江:
してもだったんですが、
それから3日後に大飯原発を再稼働すれば何とか足りますよという試算に変わりまして、
で、昨日はですね、
他の会社から融通をお願いすれば、5%ということで、いけるんではないでしょうかと。
羽鳥:「再稼働しなくても」という事ですよね。
田畑正:
という事だと思いますね。
羽鳥:
なんでこんなに変わるんですか?
最初再稼働しても14.9%足りないと言っていたのが、再稼働しなくても5%という・・・
これは相当な変化ですよね
田畑:
ま、関西電力側の立場に立てばですね、14.9%という数字が広まったからこそ、
いろんな核電力会社に融通をお願いできる環境になってきたという事なんでしょうけれど、
羽鳥:なるほどね、それで大変だという事が広まったと、
田畑:ええ
東ちづる:
じゃ、それは計算の上でそういうふうな発表の仕方をしたという事ですか?
関電さんがおっしゃっているのは、自分たちが努力をした、改善したという言い方をされているでしょ?
それで5%になったという言い方をしているんですよね。
田畑:
ま、いろいろと古賀さん達が、大阪府市統合本部がですね、いろいろと
これはどうなっているんだ、あれはどうなっているんだと問い詰めてなかなか答えなかった。
それがようやく答えが出初めて、ま、ここまできたという事ですね。
赤江:
ずーっと問い詰めていらっしゃいました、大阪府市統合本部で特別顧問を務めていらっしゃいます
元経済産業省の幹部の古賀茂明さんと今朝は電話をつなぎます。
古賀さんおはようございます。よろしくお願いいたします。
古賀茂明:
おはようございます、よろしくおねがいいたします。
羽鳥:古賀さん、最初から5%という数字は出せなかったんでしょうかね?
古賀:
いや、それは本気になれば出せた筈なんですね。
ですけど、彼らにも色々都合があって、
あんまり早く出してしまうと、さらに、
「もっとその上にこれができるじゃないか」、「あれができるじゃないか」と我々に言われてですね、
どんどん上積みされていくと、
結局「原発動かさなくても十分に足りるね」というところに持って行かれちゃうのでですね、
それを恐れてずっと出さなかったのが、
ま、もう大体ここまでくれば時間がないだろうという事で、
いまでも5%足りないって言っている訳ですよね。
ですから、この5%のところを埋められなければ、結局「原発動かせ」と、そういう話になってくるので、
ま、彼らにしてみれば、「もう時間切れで、今出しても何とかなるだろう」と、
そんな感じになってきたんではないかと私はみていますけれど。
羽鳥:
実際に何度も直接会われて会議をされて、
対応とか印象とかは変わってきていますか?
古賀:
いや、基本はね、変わっていないんですよ。
要するに、もう本当に時間がないので、必死になっていなくちゃいけないんですね。
僕、昨日も言ったんですけれど、
たとえば会長とか社長がですね、もう日本中歩き回ってですね、それで
「少しでも節電して下さい」って「少しでも電力を売って下さい」っていうのを、
関西電力管内はもちろん、その外からだって買ったりできるんですから、
「もう、土下座してでもそれをやるべきじゃないんですか?」という話しをしたんですね。
「そういう努力が全然見えないじゃないですか」という事を言ったんですが、
回答は全然なくてですね、むしろ逆に「国とか自治体の方にもいろいろお願いしたい」と切り替えてくるというような、
そういうやりとりを、ま、未だにしているという事なので、
ま、ちょっとこのまま行くとですね、本当に「ちょっと足りないぞ」というところを押し通されてしまう可能性があるので、
あの、我々ん方からはですね、さらに新しい提案を出した数字を入れてですね、
「十分足りるんじゃないか」という話しも出していますんで、
さらにこれからもっともっと具体化して数字が積み上がっていくというふうに持っていきたいなと思っています。
羽鳥:ここまでの変化を見ると、また数字が変わるんじゃないかなという可能性も考えちゃうんですけれど、
古賀:
そうですね、まだ積み上がってくると思いますし、
実は昨日も東京の方でですね、東京電力のほうから
「100万kW位は関西の方に融通できますよ」という話が入ってきているんですね。
だからそれを積み上げていけばですね、さらに不足分は、半分ぐらのところにまでなっていくという事になりますので、
もう一息のところにまで来ている
羽鳥:古賀さんの感覚からいくと、結局足りそうなんですか?電気は。
古賀:いや、もともとね、足りるんですよ。
羽鳥:足りるんですか?
古賀:
これはたとえばピークのですね、電力量の計算の仕方とかですね、
とても、あの、全部水増しになっていまして、
要するに各電力会社のピークを単純に足して、「これがピークです」と言っているんですけれども、
実際にはそういう事は起こらないんです。
全部の電力会社、違う日、違う時間にピークが来るじゃないですか。
だから、今まで起きたことがないような架空の数字として、
「全ての電力会社のピークがいっぺんに1時間帯に重なったらそんなになるんです」と言うところを
ベースにいま計算していますので、
そういう、起きたところもない事をベースに「足りない足りない」という話をしているんで、
そこらへんも、昨日もですね我々の方から提示をして、
そういうところの見通しももう一回変えてやり直せるんじゃないかという事もやっています。
宇治原史規:
あのすみません、一つお聞きしてもいいですか?
ネガワット取引というお話が出ていましたけれども、
今の説明では電力会社が節電した電力を買い取るというか、お金を払うという説明だったと思うんですけど、
そのお金は電力会社のどこから出るんだ?というのか、
費用がかかれば、電気料金にのかってくるというのが総括原価方式何ですけれども、そのお金はどこから?
古賀:
実は、「足りない」という話を「足りる」というふうにしていく時にですね、コストがかかるわけですね。
そうするとその次に出てくるのが「コストがかかったから値上げさせて下さい」と、ま、
東電と同じ話が必ずそのうち出てきます。
ただですね、東京電力も今はまだリストラが全然足りないんですけれども、
関西電力も基本的には同じ構造です。
要するにコストを下げようとする必要がない会社なんですね。
「コストがかかったら全部電力料金に上乗せします」という事でやっていますので、
当然彼らの発想からすれば色々と努力をして、努力をする時にお金がかかったら、
それは全部後で消費者に付け回ししますよという前提で今動いていると思いますから、
今度その話が出てきた時には、ゼロからですね、
「そもそも今の電力料金が良かったのか?」と。
「今までがめちゃめちゃ高すぎたんじゃないか?」というところからチェックをして、
本来であれば我々は、
「高すぎた分を返してくれ」というところから始めなくちゃいけないですからね。
そこにプラスワンさせてくるところを、
「じゃあ差引本当に値上げになるんですか?」というところをやらなくちゃいけないと思いますが、
今の東京電力なんかの議論を見ていると、
今までのは正しくてですね、そこに燃料代がいくらかかったからその分丸々値上げですっていう話をしていますが、
ここも騙されちゃいけなくて、
もう一回そういう話が出てきたらですね、そこのところも大阪としてはしっかりとチェックしていきたいと思っています。
羽鳥:
はい、古賀さんありがとうございました。
今のを聞いているとやっぱり不信感ばっかりますという感じですね
松木:
そうですね、ようやくここにきてより実態に近い数字が出てきたという事ですけれど、
ここまで関西電力は小出し小出しでしたよね。
これも大阪からプレッシャーを受けてようやくここまできたという感じなんですけれど、
今、古賀さんの話にもありましたが、
関西電力として、供給を増やすためにあらゆることをやっているのか、
あと、需要を減らすためにあらゆることをやっているのか
そしてコストを減らすためにあらゆることをやっているのか、
と言われると、まだまだやっぱり努力が足りないなという印象を持たざるを得ないですね。
東:
ちょっといま、私反省したんですけどね、
古賀さんの話を聞いていて分かって、
14.9%から5%になった時に、「あっ、楽になった」って思っちゃったんですよ。
なんか、感覚的に。
「あ、頑張ったじゃん、私達これで少しは楽になるんじゃないの?」っていうふうに・・・
あ・・・やられちゃった・・っていうか、
松木:
だからこの数字が独り歩きをするのを恐れるというのが関西電力の方からありましたが、
ああいう発言がやっぱり、利用者を信用していないという、
逆に彼らが信用されないという事になってくるんじゃないかなとおもいますね。
赤江:
今電力会社につきつけられている問題というのは多いと思うんですが、
続いては東京電力の話題です。
★以上が書き出しです。
このあと東京電力の値上げ問題があります。
それも「みんな楽しくhappy♥がいい」さんにあります。
*次は原発の報道で極めて評価の高い東京新聞の記事です。
◇関西電力が明言ーもうけのために原発再稼動したい
本音は経営事情にあり、電力需給の問題とは別
(5月12日 東京新聞「こちら特報部」より)
---先月二十四日の大阪府市エネルギー戦略会議では、当の関電が再稼動を
望む理由は、今夏の電力不足とは別にあると明言していた。
委員の一人が「夏の需給対策のために再稼動するわけではないのか」とただ
したのに対し、関電幹部は「安全な原発は稼動させていただきたい。需給の問
題とは切り離して考えている」と発言。電力需給は二の次という"本音"を漏ら
した。
ではその本音とは何か。それは原発抜きには経営が立ちゆかない関電独特の
事情にある。
同社の原発による発電比率は全体の約48%(2010年3月までの十年間の平均)
で、他社と比べて圧倒的に高い。さらに大飯、美浜、高浜(いずれも福井県)に
ある計十一基のうち、七基は運転開始から三十年以上を経過した老朽原発だ。
老朽原発は減価償却済みなので、低コストで高収益。そこにあぐらをかいた
経営を続けてきた。しかし、そのことは原発の稼働が止まってしまえば、一気
に窮地に陥ることをも意味している。(中略)
有価証券報告書などによると、同社の純資産約一兆五千三百億円(連結)の
うち、原発施設と核燃料だけで約八千九百億円。再稼動できずに廃炉になると、
資産は半減。仮に廃炉にならなくても、数年中に債務超過に追い込まれる。数
字からは、経営危機が再稼働の最大の動機であることが浮かび上がる。
その救済に政官とも懸命にみえる。東電と同様、関電も政府との関係は深い。
民主党の藤原正司参院議員は関電労組出身。(中略)
慶応大の金子勝教授(経済学)は「経営危機は火力発電所などへの設備投資
を怠り、原発一本でやってきたツケ。問題は過度な原発依存で収益を上げてき
た関電の経営体質にある」という。
同社は夜間の余剰電力でくみ上げた水を昼間に落として発電する揚水発電の
出力量も、大飯原発が再稼動しないと増加しないと説明している。
だが、金子教授は「火力でも揚水発電は十分可能。コストがかかるのを嫌い、
原発と揚水を組ませたストーリーを強調している」と反論する。(中略)
「エネルギー需給とは別の視点から見る必要がある。動かない原発は"不良
債権"であり問題の根本にあるのは財務体質。経営に失敗した民間企業が、国
民に犠牲を転じて延命を図ろうとすることなど許されない」